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「よしっ」
そう言って、髪を整えてくれたお母さんがポンポンと頭に手を置いた時、私の足に何かが当たった
不思議に思い足下を見ると
「サッカーボール?」
小さく呟くと同時に少し離れた所から
「わり~っ」
そう叫びながら走ってくる、
癖っ毛の男の子と眼鏡の男の子
一度ボールに目を落とし、再び二人の来た方を見ると
「っ…」
もう目の前まで来ていて、思わず隣にいたお母さんの後ろに隠れてしまった
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