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寝に入ると過去の人物が出てくる、いやまぁ別に死んだ訳ではない。
「成績優秀、容姿端麗、運動神経有り、だが性格に多いに難あり」
どいつも似たような事を言う。
そしてその度に思う事がある。
お前はどうなんだ、と。
人に言うからには相当素晴らしいんだろうな、と。
だから俺は他人に口出しをしない。
自分の性格が捻くれているのは分かっているが、直す気は無い。
俺に関わる奴全て気に入らない。
女に優しくした事などないのに、俺の容姿目当てに群がってくる。
そんな女に興味はない、だがそれが気に入らないのか男は俺に絡んでくる。
そうして俺は孤立して生きてきた。
今までも、そしてこれからも。
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