インフィニティガス工場

5/6
前へ
/32ページ
次へ
「・・・。俺だ。ドルケの本物なんていない。グロッサム様の命でずっとイリを監視していた。俺は、大臣の手下だよ。」 「やっぱり。そうかと思っていた。」 「?!どういうことだ!イリ。」 「お前がどこから来たのか知らない。そして、普通お前は他の参番次期幹部隊につくはずが、私のようなはずれ者のところにきた。不自然すぎる。」 「ならハレスも同じだ・・・。」 「ハレスは私のとこに元からいた隊員だ。ドルテとモートも。」 ドルテとモートはイリの四番隊の隊員。 「ドルケさんが、あんな人の手下だったなんて・・・。」 ポン・・・。「いいかい、ハレス。人っていうのは裏切り者とそうでない者にしか分かれない。 私も裏切り者だ・・・。アーティニィを見捨てた。故郷を壊した。」
/32ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加