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ばかな狼は誘いにのりました。
「えぇ…赤頭巾…お前の声がよく聞こえるようにね…」
スカーレットは内心、(狼だからだろ…)と思いました。
『メガネのせいかしら、お目めも大きいのね~』
これにも同様に、
「お前の姿がハッキリ見えるようにね…』
と返しました。
スカーレットはもちろん予想してた答に今にも吹き出しそうです。
最後の質問です。
『おばあちゃまお口も大きいのね~』
するとお約束です。
『それはね…赤頭巾、お前を食べてやるためさあぁぁあ…あぁあ!?』
赤頭巾は狼の口に銃口を突き付けました。
『スゲーだろ?ジョッキーに銃教わったんだ。つーかばあちゃんは私のこと、(スカーレット)っていってくれるんだけどな~?』
狼はかなりビビってます。
何なら逆に硬直して動いてません。
『てーことで。ばあちゃんを返しな…ケ・ダ・モ・ノ☆』
そのまま引き金を引きました。
おばあさんを助け出して、家族皆で暮らすことにしました。
その後スカーレットは村の射的王とまで語り継がれました。
~赤頭巾~Fin
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