7/8
前へ
/87ページ
次へ
『今井先生。まだデカいのが居るみたいです…。』 ユウちゃんはレーダーを見ながら言う。 『本当ですか?じゃ、ねッ。待っててください。私がケリをつけてきますから、ね。』 今井は脇汗を拭いながら言う。 『ちょっと、今井先生。今回のボスは俺に譲って下さいよ。』 上裸のクリセイは今井に不満をぶつける。 『仕方が無いですね。クリセイクンこっちに来て下さい、ねッ。』 今井は手招きする。 『おっ、ひょっとしてその銃貸してくれるんすか?』 テンションが上がるクリセイ。 突然、 今井は奇声を発し、人差し指でクリセイのわき腹をつく。 『ぷしっ!!!』 『……!?』 クリセイは無言のまま倒れる。 『君にはまだ早いんですよ。クリセイクン、ねッ。じゃあ、行ってきます。ユウちゃんクンは、直幸クンをお願いします、ね。』 今井は銃を投げ捨て、黒い刀を出して言う。
/87ページ

最初のコメントを投稿しよう!

73人が本棚に入れています
本棚に追加