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ふくらはぎの筋肉が発達している男がS村の町を走っていた。 彼の名前は直幸。高校三年生。 勉強の息抜きでランニングしているところだった。 直幸は、体操着の半袖短パン姿。耳にはイヤホンをし大音量でアニソンを聞いていた。 それがいけなかった。 直幸が道路を横断したときだ。 直幸は大音量のアニソンのせいで、近づいてくるダンプカーに全く気づいていなかった。 『やべっ。ダンプ来てた…。俺さ。』 気づいた時にはもう遅かった。 ドンッ!!! ダンプカーに跳ねられ宙を舞う直幸。 そして、直幸は地面に叩きつけられる。 『……………。』 直幸は息絶えた。
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