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今井ではない、髭面の男は言う。 髭のせいで顔は見えない。 そして直幸達に銃口を向ける。 『は?俺らは星人じゃねェし俺さ。お前こそ星人じゃねェのか?俺さ!!!』 Xガンを向けられて焦る直幸。 『ん…?もしかしてお前……直幸?』 髭面の男は、髭を掻き上げて、直幸達に顔をさらけ出す。 『…俺だよ。太星だ。まさかこんなトコで直幸達に遭うとは思わなかったよ。別の部屋から転送されてきたみたいだな。』 『ぁあ?誰だこいつ?直幸のお友達か?』 クリセイは太星を睨みつけながら言う。 『そうだよ俺さ。太星はさ、俺とさ去年同じクラスだったんだよ俺さ。今はクラス違うけどな俺さ。なっ、太星。』 はしゃぐ直幸。
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