第一章前編「前略、俺へ」

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右側にいた鎧に俺のストレートパンチが炸裂。 鎧のせいで殴った手は痛い。 … 痛てぇ。 鎧3「うぁあぁっ!!目があぁっ!!鼻があぁぁっ!!」 … が、そのかいあったのか、鎧もかなりの痛手を負ったらしい。 … じゃあ残るは … 。 鎧2「 ー クソぉがぁっ … !!」 ー あの左側に居た奴だ。 俺はすぐさま振り向き飛び付こうとした … 。 … だが。 チャキッ 女の子「 ー !?」 ー 鎧は標的を変え、銃口を女の子に向けた。 鎧2「グ、グヒャヒャヒャッ!!動くなよぉっ!!こ、こいつがどうなっても良いのかぁっ!!?動いた瞬間パァーンッだからなぁっ!!?」 「 ー !!」 ー こいつ、上等手段を使って来たか … 。 ちっ … 手が出せねえ … 。 鎧2「 ー たくっ、手こずらせやがってっ … !」 … 鎧は銃をこちらへ向ける。 鎧2「へっ!へへっ!!こいつで終わりだぁ … っ!!」 ー そして引き金に手をかけた … 。 … が ー 。 女の子「ぅあっちゃぁっ!!!」 ヒュンッ!! ドガッ!! 隙を見た女の子。 跳び蹴りが鎧にクリーンヒットした。 … っておいおいおいおいちょっと待て。 あのか弱そうな女の子がいきなり格闘家ばりの跳び蹴りをかましたぞおい。 鎧2「のぉぅっあっ!!!」 … その蹴りの威力に鎧は宙を舞い、顔面から床に激突した。 … 痛そう。 女の子「 ー 今のうちにボッコッ!!」 「お、おう。」
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