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「チャラって、まあ、そんなら良いけど … 。 … それよりあの鎧達は何者なんだ?いきなり銃を向けて来て … 。」
彼らが命を狙われる質でも無いだろうし … 。
女の子「 ー … ヴァレンシア。」
「ヴァレンシア?」
男「はい。独裁軍事国家 … ヴァレンシア連邦 … 。数カ国の小国が合わさり出来た、各地で戦争を仕掛けている輩達です。」
ー そんな国聞いた事がない … 。
… と言うかそんな国無いだろ?
女「あいつら … やり方を選ばないから … 。 … 今日もいきなり『この街はこれから我々の占領下となった。それにより、ここに敵が攻め入らぬよう基地を建てるので、貴様らには出て行って貰おう。』なんて言い出してさ。そんで逆らったらこれだよ … 。」
… 女の子は俯きながら、言う。
男「 … 噂には聞いて居たが、まさか命すら狙ってくるとは … 。 … しかしまあ、今日は追い払えましたし、近々帝国の方々がこちらに防衛線を張ると言っていましたから、もう心配はいりませんよ … 。」
… 帝国?
女の子「 ー 帝国の人達が来るのっ!?」
男「ああ。そうだよ。何でも、早急に … だそうだ … 。」
女の子「じゃあもう邪魔されずに営業出来るようになるじゃんっ!!?やったーっ!!」
「… ー あの ー … 。」
女の子「 ー ?なに?」
「帝国 … って言うのは?」
女の子「 ー え?」
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