第一章前編「前略、俺へ」

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俺は覗きこんでいたドアをとっさに蹴り開けた。 「 ー !!」 するとどうだ、腰の抜けた男が、鎧の格好をした奴らに銃を突き付けられている。 それも一人じゃない。 三人もゴツい格好がいやがる。 男は間一髪避けたみたいだが、壁の弾痕の高さから察するに、心臓、… 急所を狙っていた … 。 … つまり奴らは殺る気だった … 。 さっきの一発で確実に仕留めるつもりだったんだ … 。 男「 … 。」 … 。 鎧2「 ー っ?」 … つか ー 鎧1「 … なんだぁ?お前は … 。」 … ドアを勢いよく開けたもんだから、視線が一気にこっちに向いているんですが … 。 女の子「 … あっ … 貴方は … 。」 … ? … 奥のあの子は … さっきの女の子の声の主か? あの子も凄い目で凝視してるけど … 。 女の子「 ー 助けて下さいっ!!!!私達を助けてっ!!!!」 ー って馬鹿っ ー
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