第一章前編「前略、俺へ」

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鎧1「 ー っ!黙れ女っ!!」 鎧の1人が標的を変え、女に銃を突き付ける。 ー やばっ!! ー 察するに奴はすぐ引き金を弾く ー とっさに思った俺は、身を低くして走り、素早く鎧の足元へ潜り込んだ。 鎧1「 ー っ!!」 「はっ!!」 パシィッ!!! ー そしてその体勢から、鎧の手をめがけ蹴り上げる。 鎧1「なぁっ!?」 鎧は反動で銃を落とす。 ヒュンッ! チャンスと見た俺は 、すかさず回し蹴りを顔面に叩き込んだ。 バキィッ!!! 鎧1「ぐはあぁっ!!」 ー 見事クリーンヒット。 鎧はそのままぶっ飛んで、壁に激突した。 鎧3「 ー っ!!テメーっ!!」 カチャ その様子を見た、右側にいる鎧が銃をこちらに向ける。 バァーンッ! バァーンッ! そして、その向けた銃をすぐさま発砲してきた。 ー 狙いが甘い。 銃口は足元辺りに向いている ー ヒュンッ! 俺は横切るようにステップを踏んで、突っ込んだ。 つまり ー ボコォッ!!!! 鎧3「ウグァッ!!」 ー 足元辺りだと、サイドによけりゃあ当たる確率は0だ … 。
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