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そんな誓いを胸に刻み、毎日変わらぬ生活を繰り返している。
そして今日も夜中に目を覚ます。
すぐにもう一度眠りにつくコトができないオレは、気晴らしに窓を開け、日課になりつつあるコトをする。
近くのコンビニで買った携帯灰皿を取りだし、お気に入りのタバコに火を着けて窓の外へ紫煙を漂わせる。
そしてオレは…
(ゆうりはきっと寝ているんだろう…)
(母親はいったいどんな人だったのだろうか…)
(明日もゆうりと一緒に下校できるだろうか…)
などと人には言えないコトを頭の中で巡らせながら眠気が来るのを待つ…
悩みなんてのは人に話すようなもんじゃないとオレは思う。
誰かに話して楽になったとしても、それは解決したというわけでもなく…仮に解決したところで自分の力で解決してないのだから、逃げたような感覚になってしまう。
そんなんだからオレは、何を考えてるのかわからないだとか、言葉が足りないだとかイロイロ言われる。
頑張ってはいるのだが、どうも自分の気持ちを伝えるのが苦手らしい…
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