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時間が戻った事に驚いた祐輔は、ビックリして腰が抜け、そのまま屋上から落ちそうになった。
何とか持ちこたえた祐輔は、尋常ではないくらい汗が吹き出してきた。
しかしそれと同時にある考えが頭をよぎった。
『時間を戻せるなら何度でもやり直せる。宝くじをすれば大金持ちにもなれるし、怪我をしても時間を戻して気をつける事もできる。つまり世界は俺の思い通りなんだ』
祐輔は何故か涙が溢れてきた。
今までの苦しみから解放されると思ったのだろう。
しかしそれはただの勘違いにすぎないのだ…
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