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性善説
性善説で良く使われる説明に「井戸の縁に赤ちゃんが這っていて、赤ちゃんが井戸に落ちそうになったら、誰もが手を差し出して助けようとするでしょう!だから人の本性は善なのです。」と言うのがあります。
お笑い芸人なら間違いなく突っ込みを入れるはずです。
「何で井戸の縁を赤ちゃんが這ってんねん!設定がおかしいやろ!」
僕は性悪説派とまではいきませんが、性善説は信じていません。
人間誰しも「悪」になり得ます。恐らく「悪」になる機会がないだけです。それが「善なのに悪に走るのか?それとも抑えていた悪が暴走するか?」なんて言う議論……宗教上の意味以外に何か得るものあるんだろうか……
「じゃあ、お前の言う『悪』とは何じゃ?」と突っ込まれそうですが……
議論が面倒なので、そこはスルーします(←だってこれはエッセーだから……僕ルールと言うことで)
少なくとも、先の例は「大嫌いで大嫌いでたまらない知り合いが買ったばかりの靴で、犬のウンチを踏んでしまい、今にも泣き出しそうです。皆、『ザマミロ!』と内心思うでしょう。だから人の本性は悪なんです。」
と説明するのと同じくらいにナンセンスだと思っています。
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