カオスとエントロピー

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カオスとエントロピー

 「赤道で蝶が羽ばたくと台風が起こる」で有名なカオス理論。    簡単に言うと、ものごとは予測不可能ということ(←簡単に言い過ぎ!)  そして、エントロピーは簡単に言うと「確率的に起きやすい状態になる」っていうこと……(←ちっとも簡単じゃないぞ!)    う~ん。「牛乳とコーヒーを混ぜると、コップの中で牛乳とコーヒーがきっちり別れている状態よりも、牛乳とコーヒーが混ざって美味しそうなコーヒー牛乳色になる方が確率的に起きやすい状態だから、牛乳とコーヒーは混ざる。」でいいかな。   だから、何万年何億年もそのままにしてると、牛乳とコーヒーがきっちり別れてる瞬間が見れるかもしれないと言うこと。    でも何万年何億年の話をしてたって人間の寿命は良いとこ100年だし、やはり「すべては混沌に向かう」と言うカオス理論強し!    だから多様化(混沌)が正解!    混沌とするのが常ならば、混沌とさせたくないなら、どうにかして頑張らないといけない。    学校の先生はクラスが混沌としないように頑張るし、政府は国が混沌としないように頑張るし、社長は会社が混沌としない(潰れない)ように頑張るし、アイドルはファンが混沌としない(自分にファンの意識が収束するように)頑張る。    何かが頑張らないと、カオスになる。    国がカオスにならない一番手っ取り早い方法は「独裁」です。もちろん価値相対主義なんかとは真っ向対立ですけどね。    しかし、独裁……イメージ悪いですよね。
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