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私は嫌々、女子バレーの代表として前に出ようとした時でした。
ちぃちゃんが、後ろから抱きついてきました。
大きな柔らかい胸を私の背中にグイグイと押し付けて私に囁きます。
「さっきは氷冷たかったでしょ…ごめんちゃい!」
「さっきからズッとだよお、冷たいよぉ! …もう …よくもやったわね、後で覚悟してよ…たっぷり、お仕置きするから…倍返しで…」
「ひえっ、ごめん、ごめん……あ、まだ氷とけきってないん?」
彼女は私のお尻の下の部分を手探りしてブルマ越しに氷をグイッと押し付けます…
「ぎゃっ…」
「へっへー、氷が まだおっきいから…絶品ブルマのお尻が歪になってる~ん…私が溶かしたげるよん…」
…というやいなや…ちいちゃんは腰をぐいぐいと私のお尻に押しつけます……
ブルマ同士が擦れ合い…フワッと芳醇なバラの香りが漂いました。
「ひゃん、チメタぁ~~~茉莉タンのぶるみゃ濡れ濡れ~」
「あ、やめ…やめて、余計なお世話よ…押さないで、擦んないでブルマが濡れるからダメっ!」
「えへ…ダイジョブ…すーぐ乾くにゃ…ホレホレ…擦っちゃうん、ゴシゴシ…ぶるみゃ、すりすり…」
ちぃちゃんは執拗に密着した腰を左右前後に動かします。
ちぃちゃんが動く度に氷が溶けながらブルマの下の方へ移動します。
私は前傾の姿勢になってお尻を突き出し、ちぃちゃんを引き剥がすのに懸命です!
ちいちゃんは私のお腹のあたりに両手を組んで、懸命に しがみついて離れません…
女の子同士で珍妙な格好でじゃれあっていたのですが…
「ゴホン」と前で咳払いがするので…私は前のめりの姿勢のまま、顔をあげました。
そこには脇阪くんが用紙プリント用紙の束を持って立っていました。
「あ、あの天城さん バレーボールの対戦表を渡したいんだけど……」
「あ、あっ……はっ、はぁい!」
ちぃちゃんは脇阪クンが前にいるの知っててワザと腰をパンパンと押し付けて来ます。
私は脇阪クンに変な姿を観られて顔が真っ赤になりました。
慌てて私は身体を起こし、ちぃちゃんを引き剥がします。
「あ、待たせちゃってごめんなさい…」
私は脇阪クンから対戦表を受け取ろうと手を差し出しました。
その時、脇阪クンが不審な顔で俯いているように見えました。
私は焦ってたので、照れ笑いしながら用紙を受け取ると慌てて列の前に出ました。
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