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私が列の前に出ると、暫くしてから…ちぃちゃんが私の隣に並びました。
スポーツウーマンのちぃちゃんはハンドボールチームの代表だったのです。
ちぃちゃんは私のブルマのお尻を撫で回しながら…
ウインクして言いました。
「脇阪のヤツ、茉莉ちゃんのブルマのお股ばっかり観てたぉ……変態さんなりよ~」
「え?」
「ほら、あいつ、今も茉莉ちゃんのブルマ、チラッとチラ見したぁ!」
ちぃちゃんは続けて言います。
「脇阪がさぁ、私に対戦表を渡す時に…私のことを全然見もしないでさぁ…横目で茉莉ちゃんのブルマ観てるん…失礼しちゃうよ、せっかくノーブラで来てるのにぃ…他の男子は、ちゃーんと私のバスト盗み見して騒いでるよん…」
私は状況が解ってきてゾッとしました。
慌てて両手でブルマの前の部分を隠します。
ブルマの中で氷が溶けて…ブルマのお尻の下部だけでなく前の部分まで水が染み込んで濡れていたのです。
私は途方に暮れました。
脇阪クンに、こんな恥ずかしいトコ見られちゃったのかと思うと目眩がします。
すでに氷はもう 溶けきっていて私のブルマの股間から水滴が一滴、太ももを伝って地面に流れ落ちました。
ちぃちゃんの周りにはハンドボールのメンバーが集まってきてワイワイガヤガヤと騒然としてきました。
先程から、ちぃちゃんの隣にいるバスケのリーダー北川慶子さんと春日野さんが、なにやら深刻に話し合ってます。
日頃は大人しい北川さんが声を荒げて春日野さんに文句を言っています。
いつも仲が好い2人の言い争いは珍しいです。
ハンドチームの雑談が煩くてバスケチームでのイザコザの内容が聞き取れません。
私はブルマの前の部分が濡れてるのが恥ずかしくて両手を前に添えて下を向いてました。
私の立ち位置の前にバレーチームのメンバーが集まって来ました。
バレーチームはハンドチームと比べると、余りにも静か過ぎで…どんよりした雰囲気が立ちこめています。
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