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上田の退院の日、俺は迎えに行った。
かずも行くと聞かず仕方なく連れてきた。
ていうか、かずは学校サボりすぎだろ！
まぁ、いつものことだけど、俺が甘すぎるんだろうな。
上田は退院の日を待ち望んでいた。
きっと、中丸って奴に早く連絡したいんだろう。
中丸との家に帰りたいんだと思う。
「お世話になりました。」
「上田さん、きちんと薬飲んで下さいね？」
「はい」
「山下またな」
「赤西、上田さんのこと頼んだ」
「あぁ」
適当に返事をし、後部座席にかずと２人乗り込ませた。
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