最後の晩餐

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「彼氏とケンカ?? で、原因はなんなのよ?」 「…」 私の名前は濱山美咲(ハマヤマ ミサキ)今は居酒屋で高校の時の同窓会に来ている。 「どうせ余計なコト言ったんでしょ!?(笑)」 この子は私の大の親友、安達 桃華(アダチ モモカ)。小学校からの付き合いになる。卒業してから初めは遊んでたけど、私は就職、桃華は進学だったのでだんだん会わなくなった。 私の悩みをいつも真剣に聞いてくれてた。そして女の私からみてもかなりの美人。気取ってないトコが回りの男の子も女の子も引きつけ、いわゆる人気者だ。 私はと言うと、ごく普通の顔立ち。本当に羨ましいよ(泣) 「…ううん。原因は…同窓会。」 「…何で??行くなって言われたの?」 下を向いている私を覗き込みながら聞いて来た。 「初めは楽しくしゃべってたんだけど、大地や智也に久し振りに会えるって浮かれてたのがムカついたらしい。」 彼氏の行成圭吾(ユキナリケイゴ)とは2年半の付き合いで…詳しくはまた後にしよう。
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