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. 手を引かれたまま、バスに乗って、おりて。少し歩いて…何処かに到着したらしい。 「ちょっとここ座ってて。受け付けしてくる」 受け付け? ここは………病院? 周りの空気とかを感じる限りでは病院のように感じる。 病院なんて、僕の眼鏡をとって見れなくしてまでして来るような所では…… ……僕に見られたくないけど、一人じゃ来たくなかった? それって… 「あっ亜梨沙、もしかして…亜梨沙、妊し」 「檜山悠介さん~こちらへどうぞ~」 導き出た一つの答えを言おうとした所で名前が呼ばれた。 ………僕の。 え、なんで?? 何されるか分からない病院って本当、心底恐ろしい。 口をあけるのか? 上を脱ぐのか? まさか…ズボンを? 色々考えてパニックになっている僕にかけられた言葉は。 「こちらに腰掛けて、ここに顎を置いて下さい」 あごーー?! まさか考えてもみなかった! ここは何科なんですかー!!? .
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