program4

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. 「か、ずぅー……僕だよう」 「え、ゆっ悠介?!なにその上半身!」 半泣き状態で和に訴えると、そのかいあってか和は気付いてくれた。 …けど『上半身』という言い方が和らしくて笑えてきた。 「上半身、変わっちゃった。」 「変わっちゃった…って…変わりすぎだぞ…」 電車の中で、金曜日からの経緯を和に全て話した。 和にだけは、全部話しておきたいと思ってたんだ。 「…亜梨沙が悪く言われたりしたら嫌だから、この話は内緒にしててね」 「いや、勿論言わないよ。 ……それにしても…別人だなぁ。」 前から後ろから、和はまじまじと僕を観察する。 「カラコンなんだ?凄いな、外人みたい。」 「眼鏡、返してくれたんだけど、朝になるとまた取り上げられてた。」 「あはは、亜梨沙ちゃん必死だね。」 和のおかげで、笑いながら学校に到着できた。 憂鬱なのは変わらないけれど、和が居なかったら笑う余裕さえなかったと思う。 .
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