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ここで振り向いたら僕だってばれるかな。
けれども、確信を持って僕を呼んだように思える。
だとしたら振り向かないと不自然だろうか。
振り向くか振り向かないか迷っていると、ポンと肩を叩かれた。
「悠介!なんだぁ、その身なり。」
「康明…ぉ、はよぅ…」
声の主、康明は少し驚いた表情を見せながらも直ぐいつものようにニッカリ笑い、続けた。
「えらい変わりようだな。どうした」
「……イメチェン…かなぁ」
「ふーん、すげぇ目立ってるぞ。」
ズキーン!!
『すげぇ目立ってるぞ』
それは僕にとって死刑宣告に近い。
自分の視界ではあまり変わってなくても、周りからみればやはり変わっているのだ。
……改めて…
凄く、ショックだ。
「目立ってる……」
「おう。」
ズキーン!!
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