第3章

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…!! 何だ…この溢れるような力は…!! 『汝は我と契約した』 契約? 『そうだ…この神剣アストレイスとの契約をだ…』 するとどうなるんだ? 『なぁに…汝と生涯をともにすると言うだけだ』 そうか…じゃあ、これからはよろしく頼む。 『ふ…面白い…汝がその心を忘れぬ限り我は力を与えようではないか…』 なら、早速一仕事頼む!! 『了解した』 ーーーーキィィン そのとき何もない空間に突如剣の柄が現れた。 『抜け』 わかった! 「これは…っ!」 其処からは美しいも精錬された剣が現れた。 『これくらいの力でいいか?』 「あぁ、十分だ…っ!!」 先ずはヤツをこちらに引きつける!! 「はあぁぁぁぁ…っ!!」 『グギャァァァッ…!!』 よし、こっちを向いた!離れるぞ!! 「こっちだ!ついてこい!!」 『グルルルルゥゥ…』 俺はクリスやダルのいる方と逆向きに走り出した。それを追ってヤツもこちらへとやってくる。 しばらく走って周囲を見渡す。 「……。ふぅ…ここまでくれば大丈夫か。」 周りには何もないし、誰もいない。
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