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…!!
何だ…この溢れるような力は…!!
『汝は我と契約した』
契約?
『そうだ…この神剣アストレイスとの契約をだ…』
するとどうなるんだ?
『なぁに…汝と生涯をともにすると言うだけだ』
そうか…じゃあ、これからはよろしく頼む。
『ふ…面白い…汝がその心を忘れぬ限り我は力を与えようではないか…』
なら、早速一仕事頼む!!
『了解した』
ーーーーキィィン
そのとき何もない空間に突如剣の柄が現れた。
『抜け』
わかった!
「これは…っ!」
其処からは美しいも精錬された剣が現れた。
『これくらいの力でいいか?』
「あぁ、十分だ…っ!!」
先ずはヤツをこちらに引きつける!!
「はあぁぁぁぁ…っ!!」
『グギャァァァッ…!!』
よし、こっちを向いた!離れるぞ!!
「こっちだ!ついてこい!!」
『グルルルルゥゥ…』
俺はクリスやダルのいる方と逆向きに走り出した。それを追ってヤツもこちらへとやってくる。
しばらく走って周囲を見渡す。
「……。ふぅ…ここまでくれば大丈夫か。」
周りには何もないし、誰もいない。
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