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今日もまた食いつないでいくためにいつもの酒場で何かクエストが貼られていないか見に行く俺…
「はぁ…今日は何もクエストが貼られてねぇか…」
俺こと"カイト・グライスト"(通称:カイ)は今、とても金銭的に貧しかった。
常に貧しい訳ではないが今は寮舎をとったばかりで金は2Gしか残っていなかった。
「オヤジ~…いや、マスタ~…なんかサクッと金を稼げるクエストないか~…」
「ねぇよ…大体、あったらそこの掲示板に貼ってあるさね…」
「あ゛…やっぱし?」
はぁ…ついてねぇ…
カランカラン…
「…何やってんだオメェ?」
「そうよ、何だれてんのよ」
「ん~?なんだダルとシルフィか…」
「よぅ、生きてるか?」
「ダメだ、死んでる…つか、腹が減って死にそうだ」
「うわぁ…コイツ今ならGの踊り食いでも喜んで食べそうな目しているわよ?」
「失敬な、食ってもネズミの肉くらいだし…」
「「ハハハ…💧」」
コイツら…
彼らはダルギス・レイス(通称:ダル)とシルフィア・メルキス(通称シルフィ)という俺があるクエストを受注した際に知り合い、共に戦った仲間で、気があってそれ以降何かと連んでいる奴らだ。
「何かいい金儲けの話はねぇか~…?」
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