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さて、さっそく城へと向かった俺達だが…
やはり、皆同じ考えのようで他にも人が沢山いた。
「やっぱ、みんな食いつくよなぁ…こんなうまい話は他にねぇもんなぁ…」
はぁ…
「結構居るわな…」
「だよねぇ…はぁ…倍率高そうね」
「一体どうなるんだ、これ…」
そうこうしているうちに国王がやって来た。
「このクエストを受けてくれた諸君、諸君には4人一組のPTを組んで貰い北の洞窟を調査して欲しい」
4人か…
俺達は一人足りないな…
「尚、PTを既に組んでいるところはそれで構わないが、それ以外のPTはこちらで決めることとする。また、PTが一人、二人足りないと言うところは申し出てくれ。そうしたらこちらが割り振りやすい」
ふ~ん…
「じゃあ、俺が申し出てくるよ」
「わかった、任せる」
………
「こちらは一人足りないので割り振りを頼む」
「わかった。では、あそこにいる…彼女とPTを組んでくれ」
あそこってぇと…
ああ、あの窓側にいる奴か…
「こんにちは。これからあなたとPTを組むことになったカイト・グライストだ。よろしく」
「………よろしく」
なんだこれは…
このお嬢さんは…
「な、名前は…?」
「クリス・アリスト…」
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