・・・→three

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―山田side― 大ちゃん、出て行っちゃった…。 やっぱり嫌だよね… 話した僕が馬鹿みたいだよ。 病室には久しぶりの一人。 大ちゃんが来るまで、ずっと一人だったから…。 大ちゃんは久しぶりの友達なんだ。あだ名をつけてくれて、嬉しかった。 山『げほっ…げほっ!』 ヤバイ!発作!! 山『げほっ……げほっげほっ…!ゔっ…大ちゃっ…!』 僕は必死でナースコールを押そうとした。 だけど、身体に力が入らなくて… ドサッ! …誰か助けて! そう思った瞬間、意識が途切れた。
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