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―有岡side―
いっぱい考えていたら、いつの間にか寝ていた。
そろそろ帰らなきゃ…
そして、山ちゃんに謝ろう。
ガラガラ…
大『!?』
俺が病室に戻ると、山ちゃんは青ざめた顔でベッドから落ちていた…。
大『山ちゃん?!』
俺は急いでナースコールを押した。
先生達は走って来た。
先『大貴くんは外で待ってなさい!』
俺は強制的に外へ出された。
俺は山ちゃんの無事を祈るしかなかった。
数分後、先生達は出てきた。
大『山ちゃんは?!』
先『大丈夫だよ、大貴くん。ありがとう。』
“大丈夫”
その言葉を聞いた瞬間、俺はすごくホッとした。
まだ生きてる。
ガラガラ…
中に入ると酸素マスクや、色々な管が繋がっている山ちゃんが寝ていた。
俺は、山ちゃんの隣に座り手を握った。
大『ごめんな?』
俺はそのまま寝てしまった。
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