・・・→three

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―有岡side― いっぱい考えていたら、いつの間にか寝ていた。 そろそろ帰らなきゃ… そして、山ちゃんに謝ろう。 ガラガラ… 大『!?』 俺が病室に戻ると、山ちゃんは青ざめた顔でベッドから落ちていた…。 大『山ちゃん?!』 俺は急いでナースコールを押した。 先生達は走って来た。 先『大貴くんは外で待ってなさい!』 俺は強制的に外へ出された。 俺は山ちゃんの無事を祈るしかなかった。 数分後、先生達は出てきた。 大『山ちゃんは?!』 先『大丈夫だよ、大貴くん。ありがとう。』 “大丈夫” その言葉を聞いた瞬間、俺はすごくホッとした。 まだ生きてる。 ガラガラ… 中に入ると酸素マスクや、色々な管が繋がっている山ちゃんが寝ていた。 俺は、山ちゃんの隣に座り手を握った。 大『ごめんな?』 俺はそのまま寝てしまった。
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