プロローグ

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「なかなかしつこいわね~。そうだ!あなたのお姉さんとお話させてもらえないかしら」 「何でですか?」 「いいから素直に従いなさい!」 一瞬、校長先生の本性がでたような気がした。 「わ、分かりましたから、そんな怖い顔しないでください」 「何いっているの?怖い顔なんてしてないわよ~♪」 渋々、姉に電話をかけ校長先生に携帯を渡した。 「~♪」 そのまま校長室を出て行った。 ……と思ったらすぐ戻ってきた。 「杉本君!お姉さんが是日お願いしますだって」 「あ、あいつ……」 「てことで、明日入学式なんでちゃんときてくだいね」
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