◆はじまりの日◆

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放課後、お向かいさんに住んでいる幼なじみの夏樹に今日の夢の話をした。 「また見たの!?その夢。」 「うん...。何だか怖くなってきた。」 「どうして?」 「本当に現実になるんじゃないか?って。それとも、私のアタマがおかしくなったんじゃないか?って。」 でも現に、その夢は日に日に現実味を帯びてゆく。 「まさかぁ。もし、そんなことがあっても俺が聖羅を守ってやる。」 「...うん。」 「じゃあ、帰ろう。」
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