STAGE1 ~6~

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「秋山、河森。 オレらの学年でカリスマっぽいヤツとかすっげー美形とか思いつくか?」 赤星君が僕の両隣に居る二人にそんな質問をした。 …話し、まだ続くんだ。 「そういえば、全体的に1年って地味っていうか目立った人物っていねぇなぁ。」 なんて返事をした信太に志信も頷いている。 カリスマ超絶美形なら僕の隣に居るけど、眼鏡と前髪で顔が判りづらい上に志信はカリスマ性を完全に隠すつもりだから、下手な事は言わない方が身のためだよね。 「…やっぱり外部からのお前らでもそう思うか。」 ため息混じりに桑名君が呟く。 どうゆう事? 「特別クラスの奴らが居るだろ。」 志信? ゴメン、僕ってば話しが見えない! 信太を見ると信太も僕と同様にわからない顔をしていた。 特別クラスって目立ちたく無いからって僕達が入るの拒否したクラスだよね? お金持ちを集めたクラスだっけ?
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