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「あれは2年前……まだ俺が殺し屋として働いていた頃だ。その時、ある重役を暗殺する任務に就いていたんだ。」
「2年前……ラセツって今何才?」
「ん?15だけど…」
「13歳で殺し屋だったの?」
アカネが驚いて身を乗り出す。
「珍しいほうだよ確かに、でも子供のほうが達成率が高いからな。まさか子供に暗殺されるとは思わないだろ?」
物騒なキーワードが行き来する。
「んで、話し戻していい?」
「う……うん」
「その重役には24時間、ガードマンが着いていた。」
ラセツは2年前の話を始めた。
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