忘れ物

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俺には一個下の弟がいる。 いわゆる「年子」って奴だ。 年子といえば、なにをおもいつく? そう、喧嘩だ。 俺は奴を弟だと思ってるから、正直「年子がなんだ!」と思ってる。 だって弟は弟だろ? しかし、逆に奴は別の意見を持つらしい。 それは奴のなんども聞いたキンキン声が言うに、「なんで一個しか歳が変わらないのに、あんたはお兄ちゃんぶるんだ?」とのこと。 俺には訳がわからん。 だって俺兄貴じゃん!
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