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俺はクラスの中でも中心的な人物になってきた。
大人は知らないかもしれないが、子供の世界にも「派閥」というのはある。
(国語辞典で調べた。物知りだろ、おれ?)
大人は「たかが子供の話だろう?」と甘くみるが、そう簡単に考え訳にはいかない。
俺が思うに、勉強と同じようなもんだ。
小一の時、足し算がとても難しかった。
でも今は簡単だ。もう一桁の足し算なんかすらすら解ける。
まだ二桁は微妙だけど。
(笑うなよ 赤💦)
今は割り算が難しい。
この割り算も小六になる時には簡単に思っているだろう。
きっと人には一つ一つの場所において、それぞれ違った判断の基準ていうのがあるんだと思う。
話が逸れたけど、派閥は怖い。
もしこの派閥と言うものに入ってなければ、「いじめ」がその人に起きる。
例えその人がどんなに計算が早くとも、どんなに足が速くとも、派閥に入らないと絶対に評価されない。
それがみんな怖くて、一つの派閥に入り、そこで中心人物になるために学校での生活を頑張る。
人間て言うものは、みんな臆病なんだよ。
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