指先

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  息もできないほどの  沸き上がる熱に   ただ 戸惑い 立ち止まり   何もなかったのかと  錯覚を覚えて   ただ泣き崩れる朝 言葉にできない 葛藤と 行き場の無い 指先に   眠れぬ夜を繰り返し 想い焦がれた ぬくもりを胸に ただ 抱きしめて
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