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彼の車に乗って、私の家まで送ってもらう。
朝の日差しが容赦なく降り注いで少し後悔してしまう。
彼とまたやってしまった…。
私は彼の奥さんをよく知っている。
彼女は私の友達。
彼は私を降ろしたら、車内をくまなく掃除するだろうから、奥さんは知らずに私が乗った助手席に乗るだろう。
いつもクールな彼女が私達の事を知ったらどんな顔をするのだろう。
勘が鋭い彼女の事だから既に知っているだろうか。
なぜか愉快な気持ちになる。
罪悪感が不思議とない。
だって彼女も友達だから。
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