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「あかん、このままじゃ惣流にまたまけてしまう」鈴原は悩んでいた、昨日のレースで2コースからスタートしたが、1コースのアスカにイン逃げ仕掛けたので、トウジはツケマイで挑んだが届かなかった、「まだワイの回り足が良くない、ペラ調整せなあかん」と言いペラ室に入っていった
「カン!カン!カン!カン!カン!カン!」
しかし鈴原はもう一つ悩んでいた
「ヒカリの為にもがんばらなあかんのや」
そう、鈴原は優勝したらヒカリと婚約する約束を交わしていた、だから鈴原は昨日のレースにショックを受けていた、
「どうしたらいいんや、明日のワイは5号挺や、回り足をよくして、何がなんでもトップスタートで切らなあかん」
そう言い、トウジは右手首にあるミサンガを見て「頑張るからな、ヒカリ」そう言い残しロッカールームにむかった。
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