キマリゴト

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キマリゴト

時計の針が師走と水無月を指す。 それは午後か午前かは誰もわかりはしないが、それはとにかく唐突に指し示した。 闇に浮かぶ異質な時計を映す鏡。 それは誰も居ない、大豪邸の屋敷の一室にあった。
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