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音の額当てをつけ、クナイを持った男が、地面に尻をつけているナルトに襲いかかった。
「あ…あ…」
あまりのことに動けないナルト。
「何やってる、ウスラトンカチィ!さっさと逃げろォ!」
サスケが怒鳴った。
「クソッ!」
カカシが動いた。
「土遁!心中斬首の術!」カカシの姿が消え、次の瞬間、男の首以外の部分は地面に埋まっていた。「まず一人!」
「キャァァァ!」
サクラが悲鳴を上げた。別の男がサクラに襲いかかっていた。
「火遁!豪火球の術!」
サスケが火を吹き、男はやむなく身を翻して退散。
その男の真上に、サスケがいた。
「!!??」
「獅子連弾!」
サスケの足は男の鳩尾に直撃、地面に叩きつけた。
「二人目…!!」
「螺旋丸!!」
動けるようになったナルトが最後の一人にトドメをさした。
「さぁて、アンタらは音の下忍といったところか…目的を吐け」
サスケはちっと舌打ちした。音忍を見て、中忍試験を思い出したのだ。大蛇丸…
「あ、アンタらには…関係ねぇな…死ね」
「!!!!!」
サスケが仕留めた男は持っていた起爆札で木っ端みじんに吹っ飛んだ。周りにいた二人を巻き添えに。
「驚いた…相手は写輪眼のカカシだよ…ほら、コピー忍者さ」
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