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雷の里は賑やかだ。丁度祭りが開かれているらしい。
「ねぇねぇサクラちゃん、一緒に…」
「ねぇねぇサスケ君、一緒に…」
「断る」
「ガーン…」
「無視しないでくれってばよ、サクラちゃん!」 「…お前ら、任務中だろうが…」
呆れるカカシ。
「ほらお前ら、情報収集でもしとけ」
「わ、分かったってばよ」
サクラは一人、墓地の中に入っていった。ここに行商人に関する何かがあると聞いたのだ。
「しまったなぁ、カカシ先生と来ればよかった…でも、サスケ君に認めてもらうために!」
「なぁんだ、一人か」
サクラは驚いて振り向いた。一人の男がサクラを睨んでいた。情報を提供した男だ。
「てっきりカカシ呼んでくると思ったのに…」
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