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入学式から2ヶ月が過ぎた頃、関家ではこんな話が持ち出された
晴「真帆、和哉、大事な話があるから降りてきなさい」
2人は二階から降りてきた
真「大事な話ってなーにー?」
晴馬は暗い表情をしながら口を開いた
晴「それはな、、、お父さん転勤になってしまったんだ」
和「てんきん?なーにそれ?」
和哉が不思議そうな顔をしながら聞くと双葉が
双「それはね、違う場所にお引っ越しするってことよ」
和「お引っ越しするの?」
和哉はうれしそうに聞く
双「そうよ」
双葉が微笑みながら言うと
真「ちょっと待ってよ!!やだよ、空ちゃんとも別れたくないし、陸くんや海くんともはなれるのやだよ、、、お父さん一人で行けばいいじゃん」
晴馬は暗い顔になり、何か言おうとしたが怒鳴り声が飛んできた
双「何言ってるの!!友達と離れたくないっていうのはわかるけど、家族は一緒にいるものでしょ!!!」
双葉が今までにないぐらいに怒ると真帆は泣きだしてしまった
晴「真帆、、、すまない、けどお父さん、真帆たちと離れたくないんだ、、、一緒に行ってくれないか?」
晴馬がそういうと真帆は泣きながら
真「わかったよぉ、、、私もお父さんとは離れたくない、、、」
晴「ありがとう、真帆」
真「どこに転勤なの?」
晴「それがぁ、、、アメリカなんだ」
晴馬はさらにくらい顔になっていった
真「え?遠すぎるよ、、、でももう何言ってもしかないよね、、、」
そういって自分の部屋へと戻っていった
晴「これでよかったのかなぁ」
双「当たり前じゃない、家族が離れちゃうの嫌だもん」
晴馬、双葉、和哉の3人も部屋へと戻っていった
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