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「了くんが、いかがわしい本を見てるという話です」
ニコッとする林さん
「了・・・お前を、そんなやつに育てた覚えはないぞ?」
「育てられた覚えもない」
夢くんが了くんの肩に手を置く
「そういうの見る暇があるならちゃんと演技の勉強をしろよ」
「だーかーら」
さらに赤くなる
「先生も見るんですか?」
「何を?」
林さんが了くんを指差す
「そういう本を見てるんですか?」
ドキッ!
「そういうの興味ないから。好きな人だけしかね・・・」
夢くんがチラッと私を見て口元に人差し指を当ててウィンクする
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