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長い沈黙をカイが破った
「お前以外と軽いんだな」
その言葉にびっくりしたかのような反応をした紅葉は目を泳がせながら
「お世辞ありがとう」
と冷たい一言を放った。
「なァ…お前ってさ、何であんな街中うろついてたんだ?」
思いもよらぬ質問に戸惑いを隠せない
「……放っといてよ。別に私があそこに居ようが居よまいがあんたには関係ないじゃない。」
「そっか」
そしてまた、しばらくの間静かになる。
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