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「あんた…ツメが甘いのよ。何でもかんでも叫べばいいってワケじゃないの。それと、私をただの人間と見くびっていたのも悪いわ。」
「ヒッ……いぃ…いいいいつの間に???!頼むから殺さないでくれ!ありったけの金は渡すから。」
泣きながら懇願する。
その姿を紅葉は見下し、
「バカね。さっさと金を寄越しなさい。全てよ、全て。」
「お前一体何者なんだよ…?純ヒューマノイドじゃねェの?」
カイは状況が読めず唖然としている。
「私は…私は純ヒューマノイドの…」
金を受け取り、袋に入れながら紅葉は語りだす。
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