プロローグ

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街中のごみ箱には死体が溢れかえっている。 手足を引きちぎられたモノや頭のないモノ。 今年15になったばかりの少年と5になったばかりの少女がいた。 二人は数少ない小数民族の中でも特に絶滅しそうな民族、「アサルト族」だった。 戦闘能力に長けていて、視力も通常の人間の三倍はある。神の使いと崇める生物は鷲。 そんな二人は両親を殺され、家を破壊され、住むところがなく途方に暮れていた。
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