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二人「うわぁぁぁぁっ!!」
叫びながら
どこかの家の一室に落ちる
世南「いってぇー…」
朱里「どこだよ、ここ…」
『お前さん達、よぅ来たのぅ…。ワシはリウじゃ。リウ爺と呼んでくだされ。』
世南「はぁ?リウ爺?」
『そうじゃ、ほっほっほ…まずお前さん達にはテニプリの世界に来てもらった。』
朱里「テニプリの世界…?」
『ここで原作とは違った、新たな物語を作り上げてもらいたいのじゃ。』
世南「俺たちが新たな物語を作るのか…」
朱里「楽しそうじゃねーか。」
『ほっほっほ…そこでじゃ。いまお前さんらがいるこの家が、二人の家となるんじゃよ。』
世南「ここが…」
『それでな、姉の…世南じゃったか、お前さんは氷帝学園に転入して欲しいんじゃ。』
世南「俺が氷帝に?」
『そして弟の朱里は立海大附属に転入してくれ。』
朱里「俺が立海に…」
『お互い敵同士じゃが、楽しそうじゃろう?お前さんらの制服はそれぞれの部屋にある。勿論ラケットや服、金銭などもな。』
朱里「生活には困らねぇな。」
世南「あぁ。楽しそうだしやってみるとすっか。」
朱里「おう。」
『世南、お前さんは男として過ごしてもらうぞ。気を付けるんじゃぞ。』
世南「わかってる。」
『それじゃあのぅ。』
リウ爺の声は消えた…
それぞれの学校が決まり
新たな物語が
いま始まろうとしている
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