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朝が毎日訪れるように 私の想いも毎日繰り返される。 彼が隣に居ない時は、その想いは積み重なって… 埃のように積み重なって…… それを彼がふっと吹いて…… 綿雪のように舞い散るそれを見て、私は彼への想いをまた確認する。 吹き消された後に残る、最後の物を抱きしめて、彼の温かさを感じる。 彼の腕の中は、ひだまり 腕の中でトクン、トクンと鳴りだす、鼓動と鼓動は重なって まるで、子守唄 .
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