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そぉーっと後ろを振り返る…
誰もいない。
やっぱ気のせいだー
ほっとして窓の縁に寄り掛かろうとした
その時
にゅっ
顔が、窓からでてきた。
「………
いやあぁぁぁぁ!!!!!!!!!
んごむむむむ…」
「ちょ、大きな声出したら誰か起きてしまいますって!」
手が伸びてきて口を塞いだ
「まず落ち着いて下さい!
怪しいモノじゃありませんから、決して!!」
そうじゃなくて、
ここ三階なの!
わかる!?
人が顔出すとか不可能でしょ!!
頭んなかパニック状態。
むがむがと抵抗するあたしに、
「…しょうがないなぁ
我は汝が言霊を操りし精霊、
ラングレラが名にて発令する
ー静まり給え」
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