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この物語の主人公上野みのりという女性を一言で表わすと、「変人」である。
変人・・・という言葉で片づけるのもちょっと違う気がする。
彼女は昔から変に正義感が強く、後先考えず突っ走り、
けれど適当なことをいい、珍妙な行動をとる。
しかしなんだかんだで解決というか、自分が満足した結果に終わらせる・・・・・
そんな女性であった。
彼女の友人たちはそれを計算されてしてるというものもいれば、
あれはただ単に馬鹿なだけだろうという人もいる。
だけど、裏表のないそんな彼女は男女問わず好かれている人だった。
そんな彼女が就職が決まり、ほかの友人たちの就職祝いに呑みに行った日から、
この話は始まる・・・・・。
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