第一章 出会いというか説明というか…

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バキッ! 「グハッ!」 殴られた。 と思った。2秒前までは。 目の前には気絶した男と気絶させた少年が立っている。 エメラルドグリーンのボサボサの髪。 小汚いボロボロの服。 他の二人は唖然としている。 もちろん俺も。 「「え…」」 声がでない。 少年が言う。 「カッコ悪いことしてんじゃねーよ。」 その言葉胸にささるぜ… 「て、てめぇふざけたことしとんじゃねー!」 ヒュッ! 一瞬で残りの二人が倒れる。 強い。レベルが違いすぎる。 「大丈夫か?」 唖然とする俺に言葉をかける。 「ああ…」 まだ呆然とする。 「それじゃあ」 少年がさっていく。 「ありが…」 もう姿がなかった。 ふと時計をみる。 ギャァァァァァァァァァァァァァァァ 本日2度目の絶叫 10時をすぎていた。 チクショー! 学校まで走っていった。 結局3時限目に入っていて3人の先生にしぼられた。
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