第一章 出会いというか説明というか…

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気になってジャンクの見ているところを見る。 だが建物が以外と多かったので日を遮って影でよく見えない。 カチャ…   カチャ…      カチャ… カチャ… カチャ… カチャ… カチャ… カチャ… 何の音だ?地面を鉄の物体を軽く当てるような音は。 どんどん近づいて来ている。 後ろに半歩下がる。 影から姿を現した。 犬の機械、すなわちMPCだ。 目を赤くし、グルグルいっている。 「マジかよ。」 武器になりそうなものはないか探す。 鉄パイプが数本落ちているのに気づく。 「ジャンク…ジャンク…」 小声で呼び掛ける。 「なんだ?」 「そこに鉄パイプが数本落ちている。」 「おいおい、まさか闘うきかよ」 「そのまさかだ」
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